
大手幼児教室の体験レッスンに参加して、そこで使っていた知育グッズを自宅で再現してみました。
2~3歳向けの幼児教育で、100均にある道具を使って簡単にできるので、是非おうちで幼児教室を体験してみてください。
全て100均で手に入りますよ。
2~3歳向けホワイトボードで知育に必要な道具と知育効果
100均でも購入できるホワイトボードを使って、知育ができる方法をご紹介します。
ホワイトボードで知育に必要な道具
▲ダイソーのホワイトボードは、15×20㎝ほどの大きさのもの
ホワイトボードで知育に必要な道具は、100均でも購入できるペン付きのホワイトボード、マグネット、チャック付きのポーチの3つです。
私はダイソーでホワイトボードとマグネットを購入しましたが、ホワイトボードのカラー展開がいくつかあったので好きなものを選びましょう。
マグネットも複数種類がありましたが、大きすぎず小さすぎずお子さんが持ちやすいサイズが良いです。色は、クリアカラーよりも原色の方が良いです。
▲マグネットが収納できればOK
チャック付きのポーチは、自宅で使っているものでも代用可能です。
ポーチはマグネット収納するものですが、ホワイトボードも一緒に収納できれば尚良しです。
チャック付きである理由は、チャックの開閉をすることで手先を動かすこと、レッスンの用意・片付けの習慣を身につけさせる為です。
私が体験レッスンを行った教室では、ホワイトボードを使う教材は全てチャック付きポーチに教材が入っていました。
ホワイトボードで知育の効果
知育とは、考える力を育むことです。
ホワイトボードとマグネットで、どんな知育を実践するのかと言うと…
- 指示通りに配置できるか
- 量の多い少ないの判断
- 数字と実際の数の合致
- 図形の認識
記憶力、集中力、手先の器用さ、判断力、認識力などを鍛えることができます。
ホワイトボードで知育をする際、メインとなるのが「指示通りに配置できるか」です。
大手幼児教室でも、この特訓は何回かに分けて繰り返し行っていたので、重要度が高いレッスンであると思われます。
特に、2~3歳にとって難しいのが「量の多い少ないの判断」です。
数を数えて判断するのでなく、目視で量の多い少ないを判断するので、感覚的な判断力が必要になります。
ホワイトボードを使うメリットとしては、何度も書いたり消したりできることとマグネットが貼れることです。
子どもは普段あまり使う機会がないマグネットを使うことで、楽しく知育をすることができます。
ホワイトボードで知育の実例集
大手幼児教室で行っていたホワイトボードを使ったレッスンを自宅でも再現してみました。
パッと見た配置を再現できるか
まず、ホワイトボードを6つに区切ります。
そこに親が事前にマグネットを配置して、そのホワイトボードを子どもに3秒間見せます。
そしてマグネットを外して、先ほど見た配置を子どもにホワイトボードに再現させるというものです。
- 親が6つ切りのホワイトボードにマグネットを配置する(隠して配置)
- 親がそのホワイトボードを子どもに3秒間見せる
- 見せ終わったら子どもの視界から隠す
- 親がホワイトボードからマグネットを外す
- マグネットがない6つ切りのホワイトボードを子どもに渡す
- 子どもに先ほどと同じ配置で再現するように指示する
- 間違えたらもう1度同じ図を見せて繰り返す
間違っても、違う配置に変えて、再度同じことを繰り返します。
6つ切りで難しいときは、4つ切りでも大丈夫です。
大切なのは、パッと見せて瞬間的に記憶して、イメージを再現させることです。
指示した数を配置できるか
まず、ホワイトボードを2つに区切ります。
そこで親が「ネコに1個あげて」や「ウサギに4個あげて」などの指示を出して、子どもに指示通りに配置させるというもの。
- 親がホワイトボードを2つに仕切る
- 右左がわからなければ、左右に違うイラストを描く
- 子どもに1回ずつ指示を出す
- まずはそれぞれに1個ずつ、慣れたら数を変えて配置させる
これは少し難易度が高いのですが、1=〇、2=〇〇、3=〇〇〇、と数字と個数が理解できないといけません。
個数での指示が理解できていない場合は、紙などに食べ物や玩具などの絵を描いたものを配置させるようにするとわかりやすくなります。
例えば、「ウサギさんにパンをあげて」「ネコさんにボールをあげて」など、誰に何をあげるのかわかるようになればOKです。
指示した図形に配置できるか
まず、親がホワイトボードに4種類の図形を描きます。
そこで親が「三角に1個置いて」や「四角に1個置いて」などの指示を出して、子どもに指示通りに配置されるというもの。
こちらも先ほどのネコとウサギのやり方と同じで、図形を認識していることが前提になります。
幼児教育では図形を使う教材が多くあるので、もし図形を認識していない場合は、形に対しての名称を事前に教えてあげることが大切です。
どちらの量が多いか判断できるか
▲この図はわかりづらいが、ボトルに入っている水をイメージできればOK
まず、親がホワイトボードに大きさの違うボトルを2本描きます。
そのボトルに入っている水の量を見て、子どもに「どちらにたくさん水が入ってる?」と聞いて、多い方に指を指してもらうというもの。
数を数えて数字を認識するのとは違い、水量など目に見えない量のことを「連続量」と言うそうです。
例えば、「速さ」「長さ」「広さ」「時間」「濃度」などの違いです。
この感覚を身につけには日頃からの訓練が必要ですが、生活の中にあるものを使って簡単に訓練ができます。
ガラスのコップを2つ用意して、どちらの水量が多く飲めるか。
大小のビニール袋を用意して、どちらがたくさん物が入るか。
体験した方が早く身につくので、親が日頃から意識して子どもに実践させてみると良いですよね。
まとめ
幼児の集中力が維持できる時間は、年齢+1分と言われています。(3歳であれば、3+1で4分)
こちらは2~3歳向けの知育なので、3~4分で1回できる実例集となっています。
あまり長くやっても集中力がなくなって効果があまりなくなるので、テンポよく次々に新しいことをさせる方が子どもにとっては新鮮=脳への刺激が高まるそうです。
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2~6歳が学習できる「ABCキャッツ」や「このかげだぁれ?」など、触って考える遊びながら学べるメニューが豊富です。
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