
まだパズルで遊ぶには早いかな…と思う1~2歳のお子さんにも、自宅にあるもので簡単に幼児向けパズルが作れます。
2歳の娘にはまだ早いと思い、市販のパズルを買うのを躊躇していましたが、意外や手作りパズルに対して娘の反応が良かったので、ご紹介したいと思います。
オリジナル手作りパズルは、初めてのパズル遊びにもぴったり。我が子の好きなキャラクターや柄で作れるので、子どもの興味をしっかり惹きつけます。
作り方は、簡単な3ステップです。お子さんと一緒に作っても楽しいですよ。
この記事の目次
おうちにあるもので簡単に手作りパズルを作ろう
初めてのパズルに対して子どもがどんな反応をするか様子を見てから、市販のパズルを買ってみたい親御さんにも手作りパズルはお試しにぴったりです。
我が家の場合、自宅にある材料を使ったので、材料費は0円で制作できました。
手作りパズルを作るための簡単な3ステップをご紹介します。
1. パズルの材料を集める
まず、手作りパズルに必要な道具、材料を集めます。
- ハサミ、カッター
- のり、テープ
- 好きなキャラクターの紙やシール
- 段ボール
- 画用紙
重要なのは、お子さんの好きなキャラクターの絵柄で作ること。初めてのパズルでも、興味津々で触って楽しめます。
我が家の場合、自宅に使わなくなった「きかんしゃトーマス」(娘が大好き)のカレンダーがあったので、その絵柄をカットしました。
チラシや雑誌についている可愛い動物の絵柄や、持っている大きめのシールを使っても良さそう。絵柄やシールがない場合は、好きなイラストを描いてくださいね。
そして、パズルの台紙になる段ボールや画用紙を用意します。
段ボールは、できるだけ無地のものを選ぶようにしてください。片面のみプリントがある場合は、画用紙で両面白紙になるように覆います。
と言うのも、パズルで遊んでいる最中に両面が関連性のない絵柄だと、パズルとしての機能がなくなる可能性があります。(例:片面はトーマスなのに、片面は元々段ボールに書かれていた文字、など)
子どもが集中して絵柄を見ながらパズルで遊ぶために、ちょっとした工夫が必要です。
2. 材料をカットして、絵柄を貼る
段ボールが両面白紙になるように、画用紙で覆います。のりやテープで止めてください。
段ボールは厚紙なので、パズルをくっつける際にフィットしやすいのでおすすめです。段ボールがない場合は、なるべく分厚い紙を用意してください。
また、段ボールは茶色が多いので、白紙の方が絵柄も映えるように画用紙(白)を使用しています。
画用紙で段ボールを覆ったとき、側面で手などをケガをしないようにテープでコーティングをします。
角も丸くカットして、なるべく鋭利な部分がないように気をつけてください。子どもが使うものなので、念には念を入れて。
そして、台紙ができたら好きなキャラクターの紙やシールを貼ってください。
好きなイラストを描く場合は、なるべく大きな絵で、カラフルに色を塗ってくださいね。
3. 絵柄を好きなピース分だけカットする
そして最後に、先ほど作ったばかりの台紙を真っ二つにカットします。
段ボールの場合、ハサミよりもカッターの方が切れやすいです。(私は見事に斜めに切ってしましました…笑)
カットした部分にもテープでコーティングをするのを忘れずに。
そして、完成したのがこちらの6種類の絵柄のパズルです。裏表に「きかんしゃトーマス」の絵柄がついています。
関連性のある絵柄だからこそ、パズルの最中に「あ、これはトーマス。こっちはパーシー」など絵柄が探しやすいのが特徴です。
形をあえてバラバラに作るのもおすすめ。絵柄だけでなく、形の違いを見てピースを認識することもできます。
また、初めてのパズルの場合は、2ピースから始めるのがおすすめです。
簡単すぎるようにも思えますが、大事なのはパズルが完成する達成感を味わうこと。まずは、2ピースから始めて、慣れたら3ピース、4ピースと増やしていってください。
手作りパズルの良いところは、好きなピースで作れるので、成長に応じてカスタマイズができることです。
【補足】こちらの本を参考に作りました
今回製作したパズルは、こちらの本に書かれている手作りパズルを参考にしました。
『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』(サリー・ウォード著)
全く同じものではありませんが、作り方を参考にしてオリジナルで作ってみました。
親子で楽しみながら作れること、初めてのパズルを楽しく遊べることなど、「語りかけ育児」にも効果がある方法として紹介されています。
初めてのパズルに娘の反応は良好。今後の手作りパズルの活用法
私自身、初めてパズルを作ったので形はガタガタ、貼り付けは適当…になっちゃいましたが(性格が出る)、 娘の反応が良くて救われました(笑)
最初は子どもにパズルの概念がないので、台紙をパラパラ飛ばして遊んだりしていましたが、大人が「こうやったらトーマスができたよ!」と言って見せてあげれば、興味を持ってパズルを作ってくれます。
間違った組み合わせで作ってしまったら「あれ、トーマスのもう1個の体はどこ?」と一緒に探して、ヒントを与えてあげると、完成したときに喜んでくれたり。
そうするうちに、どんどんパズルを楽しんでくれるようになり、2ピースは余裕で完成できるようになったら更にカットしてピースを増やして遊んでいます。
あまり小さくカットすると誤飲の恐れがあるので、気をつけてくださいね。
また、今回の手作りパズルはオリジナルで作っているので、安全面が保証された玩具ではありません。こんな作り方もあるんだ、と参考程度に見ていただいて、製作する際は必ず自己責任でご使用ください。
1~2歳向けの市販のパズルもあるよ
手作りパズルが慣れてステップアップしたい、もしくは低年齢でも遊べるパズルが欲しいという親御さんにおすすめなのが、こちらのパズルです。
木型に動物のピースをはめるタイプのパズル。木材のぬくもりのあるパズルで、子どもが舐めても安全な塗料を使用しています。1歳から使用可能。他にも1歳半からなら、いろんなキャラクターの絵柄のパズルが販売されています。2歳からは、少し難易度が上がります。
対象年齢になっていても、市販のパズルは結構難しかったりするので、初めてのパズルの場合はできるだけ簡単なものから挑戦するのがおすすめです。