ジーナ式ネントレの始め方|ネントレの基礎とメリット・デメリット

毎日寝不足で育児を頑張っているママさんやパパさん、いつも本当にお疲れ様です。

かく言う私も、初めての育児で同じように寝不足の日々を過ごし疲弊していた1人です。

私の場合、転勤族で近くに家族や知り合いはおらず、夫の仕事も激務だったので、完全ワンオペで育児をやっていました。

初めての出産後、慣れない育児のなか毎日夜泣きとの闘いで、とにかく眠かった…。

そんな中、娘が生後3ヶ月のときにジーナ式ネントレと出会って、子育て環境が劇的に変わった話をご紹介したいと思います。

ネントレがどんなトレーニングなのか知りたい方に参考にしていただけると嬉しいです。

あおい
ワンオペ育児でも、親子でハッピーな毎日を送れる秘訣をご紹介します。

ネントレの基礎知識・ジーナ式ネントレとは

子育てをしている親御さんに注目されている「ネントレ」についてご紹介します。

ネントレ(ジーナ式)の基礎情報、ネントレのよくある誤解、ネントレに必要な書籍について。

ネントレとは、赤ちゃんの入眠トレーニング

寝る赤ちゃん

「ネントレ」は、初めての育児をするママやパパにはあまり馴染みのない言葉かもしれません。私も出産するまで、聞いたことのない言葉でした。

ネントレとは「ねんねトレーニング」の略称で、抱っこや添い寝なしで赤ちゃんが一人で寝られるようにする入眠トレーニングです。

今までの日本の常識であれば、赤ちゃんは抱っこしながら寝かせるのが当たり前、添い寝をするのが当たり前…だと思っている方も多いはず。

ただ、欧米では生後すぐにネントレを始めるのが主流になっており、早い時期から母子別室で就寝する家庭が多いんです。

トレーニングと言うと、生後間もない赤ちゃんに無理強むりじいをしているようなイメージがあるかもしれませんが、子どもが成長する過程で親が食べ方や書き方を教えるように「赤ちゃんのときから一人で寝られるように入眠リズムをつける教育」とらえた方がいいかもしれません。

ジーナ式ネントレについて

寝る赤ちゃん

私が「ネントレ」という言葉を知ったのは、遠方に住んでいる友人のSNSの発信がきっかけでした。

近年日本でも注目されているネントレですが、実はいろんな方法があります。

今回ご紹介するのは、イギリスのジーナ・フォードというカリスマナニーが考案したネントレ方法で、一般的に「ジーナ式ネントレ」と呼ばれています。

ナニーとは、産後すぐに母親に代わって赤ちゃんの育児をする女性のこと。別名「マタニティーナース」とも呼ばれています。

短期間で身の回りのお世話をするベビーシッターとは違い、特にイギリスで一般的な職業で、特別なトレーニング受けたナニーが長期間住み込みで育児の代行をします。

ジーナ・フォードさんは、ナニーとして世界中の300以上の家庭で育児代行をして得たノウハウを『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』(英題『The New Contented Little Baby Book』)で紹介しており、ベストセラー育児書として世界中で出版されています。

この方法はジーナさんが長年ナニーとして働いて、赤ちゃんとママのために何度も修正を繰り返してできた理想的な生活スケジュールです。

このノウハウを生かして、初めての育児でも夜泣きや寝かしつけの問題が改善される家庭が世界中に増えました。

もちろん、赤ちゃんの体調やご家庭の環境によって合わない方もいると思いますので、まずはジーナ式ネントレの教科書をご一読ください。

ジーナ式ネントレの教科書は、朝日新聞出版のこの1冊しかなく、ネントレを始めるには必ず必要になる書籍です。

ジーナ式ネントレのよくある誤解

一方で、ネントレを知っている人の中には「赤ちゃんを一人で寝かせるなんて可哀相」「泣いているのに放っておくなんて」「サイレントベビーになったらどうするの?」など、心配する方も少なくありません。

私も我が子にネントレを実践するとき、本を熟読しただけでなく、たくさんのレビューやネントレに関する記事を読みました。

ジーナ式ネントレ本

そして、生後3ヶ月からジーナ式ネントレを実践して約2年を通して私が感じたことは、本書を熟読してきちんとスケジュール通りに実践すれば心配することはないということです。(我が家の場合です)

私は本書を熟読して、大事なところは付箋を貼って何度も何度も読みました。

ネントレは決して「赤ちゃんが泣いていても放っておく」ことでもなければ、「サイレントベビーを助長する方法」でもないと私は思います。

本書をきちんと熟読している方ならわかると思いますが、この本には「泣いている赤ちゃんの場合は5~10分はひとりで落ち着くための時間をあげるようにアドバイスをしますが、それ以上は放っておいてはいけません」と記述があったり、「~の場合は医師や専門家に相談しましょう」など細かい指示があります。

他にもいろいろな指示がありますが、この本を読む限り、ジーナ式ネントレは赤ちゃんに細心の注意を払っているネントレ方法だということが感じられると思います。

ネントレの効果・条件

ネントレを始めるとどんな効果があるのか、実体験を元にご紹介します。

また、ネントレを始めるためにご家庭によって向き不向きがありますので、ネントレを始める条件もまとめてみました。

ネントレの効果。赤ちゃんに生活リズムをつける

寝る赤ちゃん

大人にとっては、夜にぐっすり寝て朝はしっかり活動する、という当たり前の生活リズムは、赤ちゃんにとっては当たり前ではありません。

赤ちゃんは自分でうまく入眠する方法を知らなければ、昼夜の区別もありません。

時間がたてば自然と身につく生活リズムですが、お子さんによっては生後数ヶ月で身につく子もいれば2~3年かかる子もいます。

それまでのあいだ、親はずっと夜泣きや寝かしつけに苦労して睡眠不足を続けることになります。

ネントレは、小さなときからお子さんに生活リズムを整えてあげるためのトレーニングなのです。

寝る赤ちゃん

赤ちゃんは泣いたりぐずったりすることで「お腹が空いた」「眠たい」「遊びたい」などのサインを出しますよね。

親としてはそのサインが出る前に準備をするのが理想ですが、初めての育児ではそこまで手際よくできません。

子育てに慣れていない大人だと、ベビーサインにも気づかず、なぜ泣いているかもわからない状態です。

ジーナ式ネントレのスケジュールは、赤ちゃんの習性や特徴に合わせて作られたスケジュールで、赤ちゃんが生活リズムを身につけるまでに必要になる手順が細かく記されています

ジーナ式のスケジュールを実践することで、大体のスケジュール通りに赤ちゃんがベビーサインを出すようになるので「あ、お腹が空いたんだな」「そろそろ眠くなる頃だな」など気付けるようになります。

もちろん人間なのでスケジュール通りにいかないこともありますが、新米ママ(パパ)にとっては赤ちゃんに合わせた生活スケジュールを知ることは大きな助けになるはず。

私は、ジーナ式ネントレを実践して成功した一人ですが、ネントレのおかげで子育ての概念が180度変わり、今までの辛かった寝不足の日々が解消されました。

ネントレを始める条件(必読)

親子

ただし、ネントレはどんな赤ちゃんでも実践できる方法ではありません。

ジーナ式では、生後1週目~12ヶ月のスケジュールを細かく記されていますが、未熟児で生まれた赤ちゃんや産後少しでも心配があることがあれば、必ず医師に相談してから始めるようにしてください。

私はジーナ式ネントレを実践するにあたって、授乳やミルクの量、寝かせ方、娘の発育や体調面など、定期健診の度に医師や保健師などに問題がないか確認をしました。

少しでも赤ちゃんの体調や発育面に心配がある場合は、絶対に独断で始めたりしないでくださいね。

また、ジーナ式では生後12ヶ月までの赤ちゃんのスケジュールは書いてありますが、1歳以上の子供については書かれていないため、1歳以上でネントレを考えている方は本書はあまり参考にならないかもしれません。

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ジーナ式ネントレのメリット・デメリット

ジーナ式ネントレを実践して、私が感じたメリット・デメリットをご紹介します。

ジーナ式ネントレのデメリット

ネントレのデメリットと言えば、始めてすぐは赤ちゃんが泣いてしまうことです。

ジーナ式ネントレの基本は親子別室の就寝なので、今まで1人で寝たことのない赤ちゃんは泣いてしまうのは当たり前ですね。

しかし、ネントレは早ければ数日で効果が表れる子もいますが、ネントレを実践しなければ何ヶ月も夜泣きをする子もいます。

長ければ、何年も夜泣きに苦しむ親子もいると思います。

ネントレの効果が表れるまで、お子さんに可哀相だと感じることもあるかもしれませんが、何年も上手く入眠ができずに泣き続ける我が子を見るのと、どちらが可哀相だと思いますか?

夜泣きが続くということは、お子さんだけでなく、ママやパパもその間ずっと寝不足が続いて疲れ果ててしまうということ。それでは楽しく子育てや生活ができなくなりますよね。

寝る赤ちゃん

またジーナ式ネントレは、始めのうちはしっかりとスケジュール通りに1日を過ごす必要があるので、外出や長期旅行のさいにはスケジュール通りにできずに困ることがあります。

このスケジュールがなかなかストイックな計画になっているので、その通りに実践できなくて苦労するご家庭もあるかと思います。

ネントレを実践しようと思っているご家庭は、家族の協力と理解が不可欠です。

ネントレを実践する際は、1~3ヶ月ぐらい時間に余裕がある時期に始めるのがおすすめです。

ジーナ式ネントレのメリット

寝る赤ちゃん

ジーナ式ネントレを実践するメリットはたくさんあります。

  • 赤ちゃんが何を求めているかわかるようになった
  • 赤ちゃんに合わせたスケジュールがわかるようになった
  • 寝かしけなしで寝るようになった
  • 夜泣きがほとんどなくなった
  • 親子で夜ぐっすり寝れるようになった

私は娘が生後3ヶ月からジーナ式ネントレを実践しました。

最初はいきなり夜間のネントレを実践することに不安があったので、まずはお昼寝の時間帯だけ「ゆるジーナ」を実践。

その後、お昼寝のリズムが安定してきたので、夜間のネントレを実践して、結果的に1日を通して娘の睡眠リズムが安定してネントレ完了となりました。

「ゆるジーナ」に関しては、開始3日目から効果が表れて1週間後には安定してお昼寝ができるようになりました。

夜間のネントレは、途中に夜中の授乳が2~3時間おきあるので、夜通し寝ることはできませんでしたが、娘が生後6ヶ月のときには寝かしつけなしで夜通し寝るようになっていました

親子

ジーナ式ネントレは、初めての育児で右も左もわからない中(おまけにワンオペ育児で孤独)、赤ちゃんが泣いている理由が大体予測できるようになり、安定して睡眠がとれるようになるための理想的なノウハウでした。

おそらく、ネントレを実践していなかったら、完全ワンオペ育児を乗り越えられなかったかもしれない…と思うぐらい、私にとっては人生が一変する出来事でした。

一度ネントレを習得すると、その後の娘の就寝リズムは安定して2年以上経過しています。

親子で安定して朝まで寝られることが、こんなにも大切なことだなんて。過去に苦しみながらでも頑張った自分を褒めてあげたい。

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まとめ

産後、細切れの睡眠のなか子育てをしている親御さん。ワンオペ育児で精神的に疲弊ひへいしている親御さん。慣れない育児で困っている親御さん。

子育てには、必ず安定した休息が必要です。

親が元気に育児ができるようになると、子どももきっとハッピーな気持ちで過ごせます。

産後の育児疲れや睡眠不足でお悩みの方は、こんな方法もあるんだと勉強になることがたくさんあるので、是非ネントレ本を読んでみてください。