
今年の10月から幼保無償化により、保育料がかからなくなり園選びの幅が広がりましたね。
来春から幼稚園の3年保育に入園予定の娘ですが、願書配布に行くといろいろと驚くことがわかりました。
地域性もあると思いますが、希望の園に入園しやすくなる条件が聞けたのでご参考ください。
現代ママの幼稚園選びについてもまとめました。
この記事の目次
幼稚園の願書配布のときに驚いた事実
願書配布で大量にもらえる玩具や文具
▲願書配布でもらった絵本や玩具など
現在我が家は、東北の中でも都会の方に住んでいます。
うちの近所には小学校も多いですが、幼稚園も多くて、通いやすいところでも4~5園あります。
元々転勤族だった我が家は、今住んでいる地に馴染みがなく土地勘もほぼありませんでした。なので、幼稚園選びの基準は「自宅から近いこと」だけ。
そこで我が家から近くにある2園に絞って、幼稚園の願書配布当日にもらいに行くと、まだ入園するかわからない園から絵本や玩具をたくさんもらえてビックリ。
どうやら、幼保無償化になったからではなく、毎年同じように行っているサービスだそう。
幼稚園のプレゼント付き願書配布は東北あるある?
幼稚園の願書もらいに行ったら、文具や玩具いっぱいもらってビックリしてるんだけど、これって全国共通?
— あおい (@aoikazoku) October 1, 2019
西日本出身の私ですが、今まで願書配布でプレゼントがもらえるなんて聞いたことがなく、地域性もあるのかもと思ってTwitterでアンケートを取ってみました。
- もらったことある(西日本)11%
- もらったことある(東日本)3%
- もらったことない(西日本)66%
- もらったことない(東日本)20%
現時点での票数ですが、35名の回答者のうち「もらったことない」86%、「もらったことある」14%で、全国的にもらったことがない人が8割を超えていました。
少し偏りがあるかもしれませんが、特に西日本では「もらったことない」人が半数以上。
全国各地で保育園の待機児童が問題となっていますが、私の住んでいる地域でも深刻な問題です。
が、幼稚園に関して言えば「プレゼントを渡すほど余裕なのか…?」と勝手に思い、驚いた出来事でした。
ちなみに、願書をもらった幼稚園はどちらも私立です。受験はなく、誰でも入園しやすい幼稚園です。
幼稚園の願書配布で知った入園しやすくなる条件
現代ママたちの入園前の行動
もう1つ願書配布で驚いたのが、現代ママの幼稚園活動(幼活)では選択肢が多いこと。
と言うのも、私は「自宅から近くて、ほどほどの幼稚園ならいいかな」ぐらいに構えていて、あまり他の幼稚園をリサーチしていませんでした。
が、最近の幼活ママたちは近所の幼稚園をほぼ網羅していて、園で実施している未就学児の交流会やイベントには片っ端から参加している方が多いみたいなんです。
実際に私が参加している唯一の幼稚園の未就学児クラス(プレ幼稚園)では、他の3~4園のクラスにも参加しているママさんが多数。願書配布の時期になると皆さんで情報交換が活発になります。
そこで、複数の未就学児クラスに参加しているママさんたちに複数の園を掛け持ちしている理由を聞いてみました。
- 先生や園児の接し方を見ている
- 幼稚園の特徴や設備が知りたい
- 入園前にママ友を作りたい
- 家にいても暇だから来ている
大体、皆さん口を揃えて言うのが「幼稚園の雰囲気を見ている」や「ママ友が作りたい」などの理由でした。
複数の園を掛け持ちして、子ども同士やママ同士で仲良くなれば、同じ幼稚園に入れる決断にもなり得るということですよね。
確かに2~3年通う幼稚園なので、しっかり吟味したいところです。(私の場合は単純すぎ…笑)
各園で実施する未就学児クラス(プレ幼稚園)に参加する
幼稚園の願書配布で知った驚きの事実がもう1つあって、なんと希望する幼稚園に入園しやすくなる方法があるというのです。(もちろん幼稚園や地域によっても異なる場合があるので、ご参考程度に)
実は、幼稚園によって実施されている未就学児クラス(プレ幼稚園)に参加していると入園しやすくなるんです。
こちらは私が願書をもらった2つの園の先生方に聞いた情報なので、確かな情報だと思われます。
幼稚園によっては、2~3歳のお子さんで翌春に幼稚園に入園する予定のお子さんを対象に、前年の春から1年間通える未就学児クラス(プレ幼稚園)を開設しているところがあります。
地域交流やママ友作りで活用するママさんたちも多く、月2~3回の交流会で一緒に運動したり、工作をしたり、園の給食の試食会などがあります。
私が通っている幼稚園では、70組ぐらいのご家族が参加されていて2クラスに分かれています。 無料でやっているところもありますが、1年間で3000~4000円の活動費がかかる幼稚園もあります。
そして、願書配布の時期(10~11月)になると未就学児クラスにアンケート用紙が配られ、翌春から入園したいかどうか質問されます。
そこで「入園希望」としているご家族は、翌春の入園を優先させるという習慣があるそうなんです。
じゃあ一般の入園希望者(未就学児クラスに参加していない家族)はどうなるんだって話ですが、入園希望者で定員が埋まってしまうと、一般の入園希望者は数名しか取らない幼稚園が多いそう。
例えば、3年保育の定員が70名の幼稚園に対して、未就学児クラスの希望者50名がいた場合、一般の入園希望者は20名だけ募集するということになります。
なので、希望の幼稚園に確実に入園したい方は、前年春から募集される園の未就学児クラスに参加していた方が有利になる場合があります。
まとめ
保育園の待機児童問題を頻繁にニュースで見ていると、幼稚園の入園はほとんど選び放題…?と思えるほど平和です。(地域によるかもしれないですが)
おまけに幼保無償化によって、保育料だけでなく延長保育料も無償化の対象なので(認定が必要ですが)、3歳以上に関して言えば、保育園も幼稚園も預けられる時間はほぼ同じということになれば、預け先の選択肢も増えますよね。
私が希望する幼稚園は、今年から入園金も無料になり(去年まで数万円かかっていた)無償化の恩恵なのか、幼稚園選びや入園のハードルが低くなって有難い限りです。
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