
コストコで売っていた「My Awesome Book」(make believe ideas Ltd.)シリーズが、幼児の英語教育や知育絵本にぴったりです。
大きなサイズでカラフルな絵がたくさんあり、イラストを切り抜いた立体的な作りになっている絵本なので、子どもも楽しく読書ができます。
コストコの絵本売り場で見つけて、イラストの可愛さやインパクトのある切り抜き絵本が気に入り、同シリーズのうち2種類を購入しました。
今回は、同シリーズの「My Awesome Farm Book」の絵本の特徴や読み進め方をご紹介します。
この記事の目次
「My Awesome Farm Book」の情報
「My Awesome Farm Book」は、動物の絵を見ながら英単語を覚えるのにぴったりで、大きなイラストと切り抜きが特徴的な絵本です。
同書の出版情報、絵本の特徴、同シリーズ作品などの情報をまとめました。
「My Awesome Farm Book」絵本の著者、対象年齢、サイズ、ページ数など
タイトル:My Awesome Farm Book
ISBN: 9781785985096
出版社:Make Believe Ideas Ltd.
発行日:2016年7月25日
著者:Make Believe Ideas Ltd., Dawn Machell(イラスト)
対象年齢:3歳以上
ページ数:50ページ
商品サイズ:22.9×1.9×27cm
販売価格:$14.99(コストコ販売価格:1248円 税込)
Amazonでは、対象年齢を4~8歳としていますが、本書に記載されている対象年齢は「3歳以上推奨」となっています。
「My Awesome Farm Book」の他シリーズ
「My Awesome Book」シリーズは、他にも種類があります。
全てのシリーズで「My Awesome Farm Book」と同様に、イラストが切り抜かれた大きな絵本になっています。
- 「My Awesome Alphabet Book」アルファベットの絵本
Amazonで「My Awesome Alphabet Book」の商品ページを見る
- 「My Awesome Counting Book」数字の絵本
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- 「My Awesome Nursery Rhymes」(海外の)童謡の絵本
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- 「My Awesome Animal Book」動物の絵本
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日本国内では、ここまで手の込んだ(各ページ違った切り抜き)大きな絵本をこの価格で販売するのは難しいと思うので、なかなかコスパの良い絵本だと思います。
「My Awesome Farm Book」内容・レビュー
こちらの絵本が気に入った理由は、絵本いっぱいに大きくてカラフルなイラストがたくさんあり、動物のイラストが切り抜かれていること。
また、各ページには動物の鳴き声、数え方、簡単なクイズなども付いており、読み応えのある絵本となっています。
「My Awesome Farm Book」インパクトがある大きな絵本
まず、「My Awesome Farm Book」は高さ27㎝、横幅22.9㎝もある大きな絵本です。
大きなサイズの絵本なので、イラストがたくさん描かれており、カラフルで子どもにもインパクトのある絵本です。
絵本の可愛いイラストは、Dawn Machellというイギリスの女性イラストレーターが手掛けています。
同シリーズでは、全て彼女がイラストを担当しているので、シリーズ全体で統一感があります。
大人が持っても大きな絵本で、重さもあるため、小さなお子さんが持ち歩く際は注意が必要です。(絵本を足に落としてケガなどしないように)
絵本の表紙の角は、丸く補強されています。厚紙で作られているため、幼児でもめくりやすい絵本となっています。
「My Awesome Farm Book」の特徴
「My Awesome Farm Book」は、絵本の立体感が特徴的な絵本です。
各ページに動物が一匹ずつ描かれており、それぞれのページでクイズを出したり、農場に関連する動物や道具のイラストと英単語が描かれています。
身近な動物がたくさん描かれているので、動物好きのお子さんにおすすめの英語絵本です。
それぞれの動物のイラストが大きく可愛いので、子どもが読みやすく楽しめる絵本です。
同じく購入した同シリーズの「My Awesome Alphabet Book」よりは、切り抜きがなめらかですが、一部の切り抜きに尖った部分もあるので、必ず大人と一緒に読むようにしてください。
「My Awesome Farm Book」読み方。英単語と一緒に覚える
「My Awesome Farm Book」は、たくさんの動物が出てくる絵本です。
ストーリー性は特にないですが、それぞれのページで数を数えたり、似た動物を探したり、動物の英語の鳴き声が描かれていたりします。
まだ英語に慣れていないお子さんの場合、よく見かける動物を見つけて、その英単語を大人が読んであげる程度で良いと思います。
英語に慣れてきたら、上の写真のように「Can you help me find my mother?」(ぼくのお母さんを探すのを手伝ってくれない?)と出題があれば、まずは大人が英文を読んだあと、日本語で意味を説明して、一緒に探すようにすると良いと思います。
3~4歳のお子さんであれば、動物が何匹いるか数えたり、似た動物を探したり、動物の親子関係を見つけたり、いろんな楽しみ方ができると思います。
英単語だけでなく、英文(疑問文)も含まれているので、3歳~小学校中学年ぐらいまで、長く使える絵本だと思います。
他にも、英語では日本と動物の鳴き声が異なることを教えるページもあります。
ねこ「Meow」(ミァウ)、ひよこ「Cheep」(チープ)、ガチョウ「Honk」(ホンク)、ウマ「Neigh」(ネーイ)など、日本とは違った擬音語を楽しめます。
こちらは大人が鳴き方を知らないと表現するのが難しいので、気になった方はYouTubeなどでチェックしておくと良さそう。
動物園や農場に行く機会がある場合、こちらの絵本を読んで動物の英単語を覚えていくと楽しめると思います。
評価・まとめ
【構造性】 絵本の構造、サイズ感、読みやすさ、紙質、仕掛け、その他工夫など |
★★★★☆ |
---|---|
【五感性】 子どもの五感を刺激するか:視る・聴く・嗅ぐ・味わう・触わる |
★★★★☆ |
【物語性】 絵本のストーリー:論理的、道徳的、愛情、発見、絵本の目的など |
★★★☆☆ |
【未来性】 子どもの将来に影響を与える内容か:教育、知育、しつけ、社会性など |
★★★★☆ |
「My Awesome Farm Book」を勝手に評価させてもらいます。
大きな絵本でインパクトのある絵本ですが、子どもには重たいことや切り抜きによっては鋭利な部分があるので、お子さんの読書中は注意が必要です。
【物語性】は特にない絵本ですが、絵を見てどんな物か理解しやすい内容となっています。
特に良かったのが、それぞれの動物のイラストが切り抜かれている【構造性】と将来的に英単語から英文(疑問文)までを長く学べる【未来性】です。
3歳ぐらいから読み始め、最初は英単語や動物の鳴き声(擬音語)など簡単なステップから学び、少しずつ文章を読んだり、文章の意味を理解していくなどステップアップしていくと良さそうな絵本です。
カラフルで大きく可愛いイラストは、小さな子どもでも食いつきの良いのでおすすめの英語絵本です。