
前々から気になっていた「幼児教室コペル」の体験レッスンに参加してみました。
全国に教室があり、0歳から小学生が対象です。天才を育てると言われている全脳教育ができる幼児教室として有名です。
体験レッスン用のカリキュラムでなく、すでに通っているお子さんと一緒の教室で体験することができます。
気になるコペルの教育方針、カリキュラム、料金の詳細などをご紹介します。
ちなみに、今回私はコドモブースターのキャンペーンを利用して無料の体験レッスンを申し込みました。
キャンペーン中は、体験レッスン後のアンケートに回答するとAmazonギフト券2500円がもらえるチャンスです。
※キャンペーン適用には、紹介コード( mon1909kbv )が必要です。
授業料が高いのも納得…!
全脳教育ができる幼児教室
幼児教室コペルで実践している全脳を鍛えるプログラムってどんなことなのかご紹介します。
天才を育てると言われている「全脳教育」とは?
全脳教育とは、簡単に言うと普段子どもが使っている左脳(利き脳)だけでなく、右脳も使うことによって全脳が鍛えられて天才が育つというもの。
右脳:イメージ力、直観力、想像力
- 乳児期は右脳が利き脳だが、成長すると左脳が利き脳になる
- 左脳が利き脳の場合は、論理脳しか使えない
- 右脳が利き脳の場合は、論理脳と感性脳の両方が使える=天才
- 脳の発育は、12歳までにほぼ100%できあがる
- 子どもの本来持っている力を100%発揮するには、心と全脳の発育が大切
※以上は、コペルのパンフレットに書かれていることを私なりに要約したものです。
このように、幼児期に左脳だけでなく右脳も一緒にバランス良く鍛えてあげることで、論理的かつ感性豊かに育てることができるというのが全脳教育の特徴です。
全脳教育で他にも有名な幼児教室として、七田式幼児教室がありますね。
幼児教室コペルの教育方針・特徴
幼児教室コペルの教育方針は、脳と心をバランスよく育てて、子どもの潜在能力を100%引き出すことです。
コペルのレッスンの特徴は、主にこの3つです。
- 全脳を刺激するために、特殊なレッスンをする
- 自己肯定感を高めるために、とにかく褒める
- 親子で一緒にレッスンを受けて、スキンシップを増やす
特に印象的なのが、全脳を刺激するための特殊なレッスンです。
特殊と言っても、日常でよく見かけるものばかりを使っているのですが、使い方にポイントがあります。
幼児の集中力は、年齢+1分と言われているそうです。例えば、2歳のお子さんなら3分、3歳のお子さんなら4分が集中できる時間です。
この時間を意識して、テンポよく次々に教材を変えていくことで、より集中力が高い状態で新しいことを学べて、脳が刺激されるようです。
そのため、コペルでは一度使った教材を次の授業では使用しません。
常に新しい教材を使うので、子どもが毎回のレッスンに飽きにくいのが特徴です。
幼児教室コペルの体験レッスンに行ってみた
幼児教室コペルの授業を1時間みっちり体験してきた感想をご紹介します。
幼児教室コペルの無料体験レッスンの内容
まず、私がコペルの無料体験レッスンを受けるまでの手順はこんな感じ。
- コドモブースターで教室を検索して、ウェブ予約をする
- 数日後、体験する教室から電話で確認がくる
- 予約日当日、実際のレッスン10分前に訪問する
- 担当の先生と軽く挨拶をして教室に入る
- 体験レッスンを親子で1時間受ける
- レッスン後、その日の内容をおさらいする
- クラスが解散後、個別に説明を30分ほど聞く
体験当日のスケジュールとしては、レッスン1時間+説明30分ほどの計1時間30分です。
この日のレッスンの内容は、こんな感じでした。
- イメージ遊び
⇒ 目を閉じて音を聞いたときに感じたことを話す - 直感像記憶6マス
⇒ パッと見た手本と同じように配置をする - リンクカード
⇒ 奇想天外なストーリーに出てきたアイテムを覚える - 指示の聞き取り
⇒ 指示通りの形を作る - 水の量
⇒ カードを見て、多い方を指さす - 同じ形、似た形
⇒ 同じ図形や似た形に分ける - 食べられるもの食べられないもの
⇒ 食べ物と生き物を分ける - ことば、もじ
⇒ ペンで書き順を学んだり、数字を手で追う
この内容以外にも、ことわざ、四文字熟語、俳句を発音したり、童謡や音楽を聴いて歌ったり、深呼吸や手足の運動(リトミック)など、とにかくプログラムが盛りだくさん!
これを1時間の中で、文字通り流れるようなスピードでどんどん行っていくので、大人の私がついていくのに必死で疲れてしまうほど…(笑)
この中でも特徴的だったのが、フラッシュカードの量とスピード。
0.5秒ぐらいで次々にカードが変わっていくのですが、全て先生が手動で行っています。しかも、読み上げも先生自身が行っているので、すっごい早口。もはや曲芸の域です。
「こんなに速いと付いていけないのでは?」と心配になるぐらい高速ですが、実はこのスピードが子どもの脳を刺激するには丁度良い速さだそうで。
授業の内容には全てやる意味と効果があり、計算しつくされたカリキュラムになっているんです。
幼児教室コペルの授業料、入会金、教材費
毎回プログラムが盛りだくさんの幼児教室コペルの気になる授業料についてです。
実は金額については、公式サイトでは公表されていません。通常、資料請求をしないとわからない部分ですが、コドモブースターでは各教室の授業料が記載されています。
これは、私が住んでいる東北の教室の料金なので、ご参考までにどうぞ。
- 幼児コース(0~2歳):1年42回(1回50分)
月16000円 - 幼児コース(3~6歳):1年42回(1回60分)
月16000円+2000円(施設教材料) - 小学生コース:1年42回(1回70分)
月16000円+2000円(施設教材料) - 兄弟児特典:2人目から月額-2000円
- 入室金(入会金):15000円
- 入室金(兄弟2人目):10000円
- 入室金(兄弟3人目):5000円
- 休室金:4000円
※全て税抜き価格
※振替レッスンは月1回まで
※兄弟3人目以降は、入室金はかからない
例えば、3歳であれば初月にかかる費用は、入会金15000円+授業料16000円+施設教材料2000円の合計33000円(税抜)となります。
初月以降は、毎月18000円(税抜)かかります。月3回のレッスンが多いです。
もし体調不良などでレッスンを休む場合は、同月もしくは翌月に1回振り替えができます。
が、通常のレッスンではなく、SQと呼ばれる工作などの特別レッスンになります。
体験レッスン後に感じたコペルのメリット・デメリット
正直に言いますと、コペルの授業料は高いです。
12歳以下の子どもの習い事にかけるお金として5割以上のご家庭が10000円以下という中、20000円以上かけるご家庭は全体の8%ほどしかいませんからね。(詳細はこちら)
以前検討していた(転勤で断念した)人気のミキハウスの幼児教室ですら月額8000円ほどです。
ただ、幼児教室コペルのデメリットと思われるのは料金のみ。あとは、メリットしか感じません。
私が今回体験レッスンを受けて感じたこと。
- 先生のプロ意識が高すぎて、スゴイとしか言えない
- 先生の声の抑揚が子どもに刺激を与えているのを感じる
- 1時間に十分すぎるほどのプログラム
- 素人ではなかなか思いつかない知育や教育
- 教材の種類がとにかく多い
- 教材は自宅でも再現性が高く復習しやすい
- 学習の範囲が多岐にわたりバランスが良い
ざっとこんな感じですが、体験レッスンを受けたらわかると思いますが、授業料が高いのも納得な内容です。
まず毎回レッスンの教材が変わるので、教材費が毎月高いのも理解できます。
それと、とにかく先生が幼児教育の先生として経験豊富な方だなと感じました。(人によるかもしれませんが)
フラッシュカードの速さを見ると、驚きを通り越して感動します!笑
あと、教材の種類が多くて、自宅でも再現性が高い(100均などで材料が買える)のも良いところ。先生も「自宅でもやってみて」とおっしゃっていました。
他のカードや学習プリントも市販のものを組み合わせれば、似たようなことはできますね。
ただ、このプログラムを普通のママさんやパパさん(非教育関係者)が日頃からできるかと言うと、かなり難しいと思います。
私も実際体験レッスンを受けて見てきたからこそ「こんな知育グッズがあるんだ」と学ぶことができました。
コペルの幼児教育は、公文、そろばん、リトミックなど様々の習い事の要素を1つにまとめて、バランスよく学べるが魅力だと思いました。
まとめ
肝心の娘はと言うと、1回の体験レッスンでかなり刺激をもらってきたようで、疲れたのかその日のお昼寝はいつもより1時間も多かったです。
レッスン中もすごく楽しそうに過ごしていましたし、飽きている様子もあまりありませんでした。
ちなみに、私が行ったコペルでは転勤族のご家庭が多いようで、なんとなくその気持ちがわかりました。(転勤してすぐは友達がいないので、親子で習い事は最適)
幼児教育に興味がある方は、是非コペルをおすすめします。体験レッスン1回で、授業料1回分6000円ほどの価値がありますので、かなり勉強になりますよ。